エミレーツ903便はほぼ定刻にアンマン到着。ビザ申請その他で1時間くらいかかり、市街のアブダリバスステーションに着いたのは昼前。しかしそこからは順調だった。

「できれば、今日中にペトラまで行きたいな・・・」

あふれるアラビア語の行き先看板を眺めながらうろうろしていると、男の人が近寄ってきてペトラへの行き方を事細かに教えてくた。そして、いつのまにかセルビス(乗り合いタクシー)に乗せられて別のバステーションへ。
いつもなら、[親切=不信感]と言う図式がまず浮かび上がるのだが、ここではあまり感じない。

次のバスステーションには、我々を待っていたかのようにペトラ行きのミニバスが止まっていてた。広いターミナルにぽつんと1台。みながこっちこっちと手招きしている。水と食料を買ってすぐにミニバスに乗り込んだ。中は地元の人と若干のツーリストと荷物でいっぱい。でも、運転手さんの一言で席が再アレンジされ、2人分の余裕ができた。感謝感激。



乾燥した大地をひた走ること4時間。ペトラの近くの街、ワディムサについたのは3時頃。家を出てから約40時間、いろんな人に助けられ、こまで一気に来てしまった。


適当なホテルを見つけてチェックイン。早々にシャワーを浴びた。乾燥しているせいで、体から気化熱が奪われひんやり・・・とても爽快だった。ベットに横たわり、しばし睡眠。

目が覚めたらもう日が陰り始めていた。
ホテルの窓から、町とその向こうに広がる乾ききった岩山の連なりが見える。町も岩山も夕日に照らされて赤く染まっている。あたりからアザーンが流れ始める。その響きがそのままあたりの家々の壁にしみ行っていくような感じがする。

はるばる来たな・・・と思った。


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